わたしの旅

2005年12月26日

庄内町 風の町2

 幕末の志士、清河八郎誕生の地庄内町(旧立川町、余目町と7月合併)を中心にしたこのあたりに吹く風は清川だしと言われ、広戸風岡山県那岐山麓)やまじ風愛媛県伊予三島)日本三大悪風の1つと言われている。
風車村に風車が回るこのダシ風を生かす試みとして風車村づくりをすすめ、クリーンエネルギーの風力発電開発などに取り組んでいる。

 冬は、地吹雪を伴う北西の季節風が強い。風速10m以上の強風日も年間80日をこえる地帯であるという。この風をただ地域起こしに生かしていくだけでなく、行政と住民が一丸となって環境問題にも取り組んでいるところである。

この山形県の日本海側の庄内地域は、風との戦いの歴史でつづられる
 昭和51年10月29日、酒田市の商店街で発生した火災が、おりからの強風にあおられ、市街地の1800棟を火の海とした。酒田は古くから風により大火被災の歴史が数多くある。
 酒田大火                                             歴史的には18世紀に、季節風で起こる防砂、暴風を防ぐために、「本間様には及びもないが、せめてなりたや殿様に」その隆盛を築いた本間家3代当主の本間光丘(みつおか)は私財を当てて海岸線に植林事業を進めた。ほかにも、遊佐町では佐藤藤左衛門・藤蔵父子も同様に造り酒屋の私財を投じて植林に努めるなど、風の町であることがわかる。

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astroboyatom2005 at 21:52|この記事のURLComments(5)TrackBack(0)

2005年11月06日

旅は駅から始まる3

 8b0118b7.JPG旅は駅から始まる。今まで何十年とアルバイトやフリーターのようにやってきたけど、今、ようやく忙しく動き回れるようになった。まだ、飛行機の身分ではないけどね。わたしは、駅のどことなく寂しげで、そして、リッチな気分にしてくれるところが好きだ。
 わたしは、駅の案内板をちらっと上目使いに眺めて、急ぎ足で駅を歩いている。ほんとうは、不案内なのだけども…。立ち止まったりはしない。ちょっぴり見栄っぱりになれる、そんな気分にしてくれるところがいいね。旅は…。京都駅案内標識

東京駅案内標識代々木駅は素敵

 

 

 

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2005年11月01日

新市の市章(11月1日合併)

酒田市章1.酒田市
 新「酒田市」の頭文字「S」を骨格として、日本海を表す青と、庄内平野・鳥海山を表す緑の空間の中で、最上川の流れに見立てた4本の波(1市3町)が未来に向けて羽ばたく様をデザインしている。
 *わたしは、以前に合併成立したある新市の市旗を購入したいがどうしたらいいのか、その市の事務室に問い合わせをしたことがある。結果は、市章は間もなく決まる。市旗ももうじきできあがるということだった。
 今日誕生した7つの市はどうか、HPを参考にして調べてみた。それぞれの市の合併に至るまでの様子・事情がここから見て取れる様な気がする。



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astroboyatom2005 at 20:51|この記事のURLComments(5)TrackBack(0)

2005年10月17日

日本人の心5

 横綱柏戸関が鏡山部屋を創設したときに、稽古土俵のあがりには「日常の心がまえ」を掲示していたという。

「日常の心がまえ」 柏戸のサインがすけて見える

はいという 素直な心                                  

すみませんという 反省の心

おかげさまという 謙虚な心

わたしがしますという 奉仕の心

ありがとうという 感謝の心

                   鏡山部屋  

 なんの変哲もない「心がまえ」だけど、この心にふれた厳しい稽古が弟子達にはされたという。だから、普通ならあまりない快挙の、弟子を平幕で優勝をさせることができたのではないかと、思いながら記念館を後にした。

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伝説のライバル5

be3ebfe3.JPG平成の合併が進行中。山形県の新鶴岡市が周辺町村と合併し、そのための選挙が昨日告示された。わたしも、頼まれて、急遽飛行機で鶴岡に飛んだ。庄内空港で、出迎えを受けたときは、雨降り。激励にまわり、帰りしな、時間があったので、47代横綱になった「柏戸記念館」に寄ってきた。一世風靡した魅力的な横綱だったようだ。大鵬柏鵬時代を築き挙げた。優勝回数こそ雲泥の差だったが、良きライバルとしてしのぎをけずりあったふたりのようだった。

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2005年10月14日

土門拳記念館5

8b63bc12.JPG土門拳記念館に出かけたときに、拳湖の周りで子どもを遊ばせてる家族がいっぱいでした。ここには、たくさんのカモ類が羽を休めています。今注目なのは、怪我で飛べない白鳥のつがいに雛が生まれ、今、子供たちが羽ばたきの練習をしていることです。子どもは、随分力強く飛べるようになりました。冬になるとやってくるたくさんの白鳥たち。来春には、この子供たちも親から離れて、自力でシベリアに飛んでいくのでしょうか。それと、親鳥も執念というか、飛べないはずなのに、一緒にとんでいるのです。長距離は無理ですが。親の気持ちを察すると、なんともいとおしい光景ですね。白鳥の写真は、今度投稿します。

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astroboyatom2005 at 03:27|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)