奥の細道

2005年10月29日

奥の細道 封人の家3

封人の家 正面 芭蕉が、宮城方面から山形方面へ曾良と共に進んできました。 芭蕉の奥の細道行脚の折、宮城県から山形県に入り、すぐのところにある現在でいう最上町。最初に投宿した家としても有名なのがここ封人の家です。封人とは、関所番人のことで、家の中に馬屋があり、芭蕉は曾良と共に、ここに泊まって、あの名句『蚤虱馬の尿する枕元』を読んだといわれています。
昭和44年に国の重要文化財に指定されております。続きを読む

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2005年10月23日

奥の細道 象潟(きさかた:秋田県)5

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「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。」で始まる奥の細道。松尾芭蕉をたどっていくことにします。しかし、わたしの時間の都合で、その場所その場所を順不同で紹介していくことにしたいと思います。芭蕉は、象潟町によっています。ここは芭蕉の足跡で一番の北側になり、ここから南下を始めていきます。
象潟町は平成17年10月1日より、近隣の金浦町、仁賀保町と合併し「にかほ市」になりました。ここでは、芭蕉は「象潟や雨に西施が合歓の花」と美女西施に例えて、象潟の風景を詠んでいます。芭蕉の旅した頃は松島と並び賞される裏日本の景勝地でした。その後、1804年(文化元)の地震で隆起し、島々は陸地と化してしまい、今では、水田の中の小山となっていますが、往時を忍ぶことができます。当時は、島があって芭蕉が立ち寄った蚶満寺には、句碑が残されています。

 

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astroboyatom2005 at 20:52|この記事のURLComments(0)TrackBack(0)