2005年10月22日
国宝−三十三間堂
1001体の千手観音像や木像の風神像、雷神像が並ぶ33間堂。正しくは蓮華王院と言う。12世紀に後白川上皇が平清盛に勅命で建立した。そして、80年後に焼失したために再建された。その後、室町、桃山、江戸そして昭和と4度の大修理により700年間保存されている。拝観していると、その広さ、豪華さに圧倒され、時代の勢いを感じる。
長いお堂は120メートルもある。正面の柱間が33あることから三十三間堂という名前になった。
総檜造りのお堂には、中央に名作千手、そしてさらに左右にそれぞれ五百体ずつ配置されている。その両端の風神と雷神像は力強く躍動的である。空想上の二神が五穀豊穣をもたらす神々として信仰されている。
ランキングへ<==ここクリックしてね!