2006年01月
2006年01月14日
日本の味 ふるさとの味 お味噌
701年の「大宝律令」では、「未醤」がはじめて租税として名前が見られ、「みしょう」→「みしょ」→「みそ」=味噌と呼ばれるようになった言われている。
現代では、日本人の食生活を支える基本の味噌は、日本ならではの食品である。原料を、米、麦、大豆を主原料として作られるが、それぞれで麹となる原料が異なる。そして、味噌の味は、生まれ育った土地で作られた味噌によって左右されるといってよい。おおざっぱにまとめてみると、味噌は地方では、以下のような味が好まれている。
○北関東以北=赤褐色の辛口米味噌
○信州・北陸・中国地方の日本海側=淡色の辛口米味噌
○愛知・三重・岐阜=豆味噌
○京都・瀬戸内近辺=白甘口米味噌
○九州・四国=甘口の麦味噌や米味噌
このように米味噌、麦味噌、豆味噌と、地方の気候や作物を生かした特徴も出てきた。豆味噌は、寒くないと発酵管理が難しい米糀(こめこうじ)に比べて、暖かくても造りやすかった。造る人や、その家に住む自然の菌、気候によって味が変わるから、全国各地で、地方で、家庭で、それぞれの「味噌文化」ができあがった。だから、味噌はそこでしか味わえない家庭の、ふる里の味になり、食卓の必需品のおみそ汁の味でもある。
2006年01月09日
厄年と厄落とし
厄年は数えで男性は25才、42才、61才。女性は19才、33才、37才とされている。
<男 性> | ||
<前厄> |
<本厄> |
<後厄> |
昭和58年生 24歳 |
昭和57年生 25歳 |
昭和56年生 26歳 |
昭和41年生 41歳 |
昭和40年生 42歳 |
昭和39年生 43歳 |
昭和22年生 60歳 |
昭和21年生 61歳 |
昭和20年生 62歳 |
<女 性> | ||
<前厄> |
<本厄> |
<後厄> |
平成元年生 18歳 |
昭和63年生 19歳 |
昭和62年生 20歳 |
昭和50年生 32歳 |
昭和49年生 33歳 |
昭和48年生 34歳 |
昭和46年生 36歳 |
昭和45年生 37歳 |
昭和44年生 38歳 |
このうち男性の42才と女性の33才は大厄(たいやく)とされその前後をそれぞれ前厄、後厄といい3年間は行動を慎むと良いとされ、この期間はもっとも慎まなければならないとされている。
厄払い・厄落としには神社仏閣へ参拝してご利益に預かるのが一般的であるが、地域の習慣やしきたりもさまざまな形で伝わっているところもある。
青森県津軽地方では、本厄の年に産土(おぼすな)さまでお祓いをしてもらい、途中で新しい手ぬぐいを落として、厄落としをする。
茨城県那珂郡大宮町では、1月14日に本厄の男性が神社へお参りし、42個の10円玉を境内に落として厄落としする。
長野県の大部分では小正月の火祭りに厄年の人がみかんなどを投げて、拾った人に厄を分担してもらうしきたりがある。
京都府などでは各地の八幡さまへお参りして厄落としをすることが一般的で、とくに、八幡市の岩清水八幡が有名。ここでは、毎年1月15日から19日まで、「厄除け大祭」が行われる。
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<参考リンク>
京の茶 かぶせ茶
「かぶせ茶」とはよく聞く。
茶畑に日覆いをすることからこの名が付いている。
製法的には玉露と同じだが、覆っている時間が違う。被覆することにより、新芽の硬化も遅れて、被覆茶葉は柔らかく粉になりやすいので蒸しには気を使うそうだ。
そして、味の方は、日覆いすることにより茶葉の光合成の作用が高まり葉が大きくなり、葉緑素も増えるので濃厚な緑色で、お茶の旨味に富んでいる。
9日の長野、新潟のお天気カメラ
天気は小康状態であるというが、孤立している地区もでてきている。
秋田県も長野、新潟両県に続き、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。
新潟津南町では、午後3時すぎから自衛隊員32人が除雪作業に当たった外丸小学校は、3階建てで長さ100メートル、幅10メートル。その校舎屋上には2メートル以上の雪が積もっており、隊員らは、スコップ、スノーダンプ、かんじき、命綱などを使って除雪作業を行った。作業は明日11日まで続く見込み。津南町では9日午前3時に、’89年の統計開始以来、年間の積雪の過去最高394センチを記録した。気象庁の9日午前発表によると、新潟県内の大雪のおそれは無くなったものの、県内各地で記録的な積雪となっている。県内の山沿いの地域では10日から再び雪の降りやすい気象状況となる見込み。
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合格かまぼこ・ちくわ
志望校にぜひ合格を−。受験シーズンを前に、大手水産会社などが発売する。脳の働きを活性化するとされるDHA(ドコサヘキサエン酸)のパワーで合格を後押しする。
紀文食品は「受験生応援かまぼこ」
絵馬の形をしたかまぼこに合格の文字と桜の花をデザイン。絵馬の屋根部分には滑り止めとして「でこぼこ」をあしらい、ゲンを担ぐ。板には合格祈願の焼き印が押されている。
水産大手のマルハが販売するのは、「DHA入り 合格ちくわ」。ちくわ1本ずつに「合格」の焼き印を入れる。
いずれもDHAをふんだんに使ったのが特徴。さらに「低カロリー高たんぱくで夜食に最適」(マルハ)と夜遅くまで勉強に励む受験生の健康にも配慮した。
もともとはは「見通しがよい」という語呂合わせで太宰府天満宮参道の名物ちくわに由来し、合格の焼印入りに始まりとされている。
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2006年01月08日
積雪深 更新
各地の積雪深が更新中である。(1/8 午後10時現在)
ようやく、冬型の気圧配置がゆるみ、日本付近は移動性の高気圧におおわれ、次第に晴れ間が見えてくるとか。
しかし、今後は二次被害に気をつけていく必要がある。
順位 |
都道府県 |
地点名 |
積雪深 |
1位 |
390 cm | ||
2位 |
367 cm | ||
3位 |
354 cm | ||
4位 |
340 cm | ||
5位 |
338 cm | ||
6位 |
301 cm | ||
7位 |
300 cm | ||
8位 |
286 cm | ||
9位 |
275 cm | ||
10位 |
274 cm |
*上記の都道府県・地点名をクリックすると詳細が見られます。
クリック!<==ここクリックしてね!2006年01月07日
積雪深ランキング 各地の記録
アメダス積雪深ランキングより
(上位30位=1月7日 午前10時)
この大雪はも明日まで続く見込みとのこと。
各地の積雪は次の通りである。それにしても、記録的な積雪になった。
クリック!<==ここクリックしてね!1位 新潟県 津南 353 cm 2位 新潟県 関山 303 cm
3位 新潟県 湯沢 293 cm 4位 長野県 野沢温泉 290 cm
5位 青森県 酸ケ湯 289 cm 6位 新潟県 十日町 277 cm
7位 山形県 肘折 260 cm 8位 福島県 桧枝岐 259 cm
9位 福島県 只見 254 cm 10位 新潟県 入広瀬 253 cm
11位 群馬県 藤原 253 cm 12位 山形県 大井沢 252 cm
13位 岐阜県 白川 242 cm 14位 新潟県 小出 236 cm
15位 鳥取県 大山 233 cm 16位 福井県 九頭竜 219 cm
17位 新潟県 安塚 218 cm 18位 福島県 南郷 216 cm
19位 長野県 飯山 212 cm 20位 群馬県 水上 207 cm
21位 岐阜県 河合 205 cm 22位 長野県 小谷 200 cm
23位 滋賀県 柳ケ瀬 182 cm 24位 道央 倶知安 171 cm
25位 山形県 小国 170 cm 26位 広島県 八幡 168 cm
27位 福井県 今庄 162 cm 28位 道央 赤井川 159 cm
29位 岩手県 湯田 158 cm 30位 石川県 白山吉野 157 cm
正月 七草がゆ
七草がゆとは正月七日の朝、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七草が入ったかゆを食べて無病息災を願う、古くは平安時代から伝わる風習である。七草がゆは日常の食生活に戻るひとつの区切りとなるほか、新年のごちそうで弱った胃をいたわり、野菜が乏しい冬にビタミン、ミネラルの豊富な七草で栄養のバランスを整えるという古人の知恵に由来する。
最近は、スーパーでも具のセットが売られているが、400円前後の値段である。わたしは、冷蔵庫の中のあり合わせの青野菜類を適当に入れて毎年いただいている。
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突風で風車が
JR羽越線の脱線・転覆事故現場の西約10キロの防風林で、20本ほどのクロマツが折れたり、なぎ倒されたりしているのが見つかった。
関係者によると、脱線・転覆事故が起きた昨年12月25日の夜に被害に遭った可能性が高く、事故当夜の風のすさまじさを裏付けるものとみられる。竜巻のような風が吹いたものとみられる。
ここ庄内町清川(きよかわ)は全国でも有数の強風地帯であり、自治体としていち早く風力発電に取り組み、環境にやさしいまちづくりを推進している。明治維新の魁となった清河八郎生誕の地、義経伝説が残る地など、歴史深い町でもある。
清川だしを町おこしに活用しているが、風に羽がへし折られるほどの強い風が吹いたことになる。
*写真はasahi.comより
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